sam nem oyasumi
the pilowsのカバー。
アイドルルネッサンスは夏の決心とかもカバーしてて、いかにも文系おじさんおばさんのめんどくさそうな人を対象にしているっぽいのですが、まんまと嵌りそうでこわいよ…。
みんな黒髪に薄いメイク。決して全員がいま流行りの可愛い顔ではないし、これ以外のヘアメイクしたら絶対よくなるでしょ!とも思うのですが、おそろいの白い制服も相まって、なんだかミッション系のお嬢様校の映画を観ているみたい。
彼女らを見てるとこれから何かが起きそうな感じで胸がザワザワする。夏休み初日とか、文化祭前夜みたいな気持ちになる。
大江千里の「夏の決心」とかカバーしてる。カバー曲のセレクトが上手だよね…(文系めんどくさヲタの心を掴めそう)。
Base Ball Bearの「17才」のカバーも、キラキラしたアイドル曲っぽくなっててこれはこれで好きだなあ…。
次は「君は天然色あたり」をカバーしてくるかなあとか思わせるあたり、めんどくさヲタの心を掴むのが上手いと思う。
……とここまでを十日前に書いて保存していたようです。
◯
実家に帰ってました。
私の実家は何回も書いてるけどまあまあ田舎で、とくに私が住んでいる地域はさらになかなか奥まっておりまして、そのなかでも私の家は最大級にいろいろとめんどくさい位置にあるのでコンビニに行くにも車を使わなくてはならない。
外は寒いし、数日前に降った雪はまだ残ってるし、することもないから布団のなかで本やら漫画やら自分の過去の日記やら読んでた。
昔の自分はものすごく悲観的なのに、たまに突拍子もない目的を掲げ、当たり前のように努力はせず、夢破れ、悲しい悲しいと喚き、でもだからといってやっていたことを改善しようだとかバネにして頑張ろうとかはとくになく、全てを忘れ新たな突拍子もない目標を掲げていて、笑った。笑ったけど、今も変わってない。でも年単位で過去を振り返ると面白い。ため息も出るけど。
あと、私は影響をうけやすいから、会った人や読んだ本にすぐ影響を受けていた。
このときはあの人に憧れていた、このときはあの本を読んで文体を真似していた、このときはあの人が憎くて仕方なくて見返してやりたかった、なんてことが簡単にわかる。本当に簡単にわかりすぎるから、あの時書いてたブログを読んでた人にももしかして伝わってたんじゃないかなあと思って、恥ずかしくなった。
日記を読んでいたら、なんかもっともっと懐かしい成分を摂取したいと思って、昔の携帯をしなきゃいいのに充電・起動させて、画像やメールやその他もろもろ、あの時の自分の分身を隅から隅まで見たら、結構落ち込んだ。
「こういうこと、実家に帰るたびにやってるなー」ってまくらに片頬を押し付けながら思った。
◯
そろそろ転職したい。それかなんか新しいこと始めたいな。
寝る。