寝る

つねに眠い

誤字 二重 二分

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◯ちょろっと実家に帰った。
地元の友達とショッピングモールでクレープ食べたり、某刀ソシャゲの話をしたり、焼肉屋に行ったり、カラオケに行って涙が出るほど笑ったりした。
楽しかった。私、東京に行かなくてもここで完結できるんじゃん、って思った。
久しぶりに行ったショッピングモールも、改装してたみたいでかなりキレイになってて、初めて新宿で食べて感動したサブウェイも、渋谷で買うかネットで買うかどちらかしかなかった洋服のブランドショップも、いつのまにか全部揃ってた。
あんなに行きたがってたイベントやライブにもさっぱり参加しなくなったわけだし、なにより大好きな友達にすぐ会えるわけだし、私は生まれ育ったあの街で終わることができるのかもしれない、と思った。あんなに嫌だったのにね。

◯実家の自室は、二年前まで私がまいにち少しでも居やすいように少しずつ揃えたものばっかりで、好きな本も漫画もCDも大量にある。たまに帰ってくると自室って感じが薄くなるから「この私の好きなものだけを集めたお店、すごいなあ」という気分になる。tumblerで好きなものだけをリブログしたマイページみたい。
あの子に憧れて買った洋服、あの人に憧れて買ったCD、あの子が着てたから可愛かったワンピース、全部私だったものだ。
漫画を二冊だけ持って帰ろうと思ってカバンに入れて、私の匂いのしない布団で眠った。

◯次の日、母に貰い物のそうめんを一箱もらって東京に帰った。
いま、普通に「帰った」と、表現する自分に驚いた。いつから東京が帰るべき場所になったんだろな。
だんだん緑が少なくなってく車窓を見ながら、中学生のとき聞いてたバンドの音楽を聞いたら、もうものすんごい心がぎゅってなって、その瞬間、なにこれ私映画の主人公みたいだな、と笑えてきて、窓の外を見るのをやめてカバンの中の漫画を読んだ。ゆっくり二冊読み切るころには東京に戻ってきてた。

◯それが二日前。今日はスーパーでスイカを買った。今年も夏が来る。