寝る

つねに眠い

ストレスの多い少女期を過ごすと、ぱいぱいちいさみになるらしいぞ

本屋に落ちたのが結構なショックだったらしく、明け方まで眠れなかった。

結果待ちのときは「落ちたら友だちに薦めてもらった派遣会社に登録して、本屋の何倍も稼いでやるわ〜い!」と思ってたのに、いざ落ちてみると「なんで採用しなかったんだよ〜〜〜私みたいな即戦力の女をよ〜〜〜!!!」と思ってしまう。クソ。

明け方までは本当に人生終わったという感じだったけど、今はもう「う〜ん♡これからの人生どうする?♡派遣会社でバリバリ稼ぐ?それとも失業手当もらって半年間ゆっくりやりたい仕事探す?♡」みたいな気持ちになっている。夜に悩むと無駄にネガティブになるから損だな。わかっちゃいるけどやめられねえ。

とはいえ、30歳までに出産したい…と少しでも思うのであれば、ちょっとでも早く行動して貯金しないとだよな。育休産休制度はやっぱり魅力的だから、面接に落ちまくってでも正社員の道を諦めないのでもいいかもしれない。仕事内容や給与額を欲張らなければ、いつかは拾ってもらえるだろう。

でも、どんなに頑張ってもまた前回と同じようにメンタルがやられて辞めちゃうんじゃないかな〜と思うと、やる気も失せていくな…。

まあ色んな人に相談しつつ考えよう。明日都内に戻るので、とりあえず月曜日にハローワークに行く。

 

臣女(おみおんな) (徳間文庫)

臣女(おみおんな) (徳間文庫)

 

昨日、あまりに眠れなくて読んだ本。

主人公の浮気を知った妻の身体がどんどん巨大化して一人じゃ生活できなくなり、自分の浮気が原因で妻の身体に異変が起きたことをわかっている主人公は償いの意味も込めて妻の介護をするんだけど、身体が大きくなるにつれて彼女とは意思疎通も難しくなってくるし、顔もかつての妻とは違ったものになってくるし、食べる量も排泄する量も日々大きくなる身体のサイズに伴って増加していって、仕事の量も心労も増えてどんどん問題は山積みになっていく。

そんなときに思い出す浮気相手との日々がやたらと甘美で、グロテスクな妻との対比が悲しいはずなのに、面白おかしく美しい。

 

とにかく語彙力と比喩の上手さがすごくて、一気に読んでしまった。

Kindle Unlimitedに加入していれば0円で読めるので、ぜひ読んでほしい…。

 

最近Kindleでは、これまた無料のSPA!ばっかり読んでいたけど、昨日この臣女を読みながら辞書機能の便利さに震えたから、著作権切れの文学作品なんかも読んだりして語彙力を上げていきたい。最近の言葉の出てこなさが本当に辛い。

 

さ〜〜〜〜〜あ、寝る