寝る

つねに眠い

5月5日〜5月8日

5月5日

こどもの日だ。そういえば数年前、まだ付き合って1年経ったか経ってないかくらいの夫と水族館に行ったなあとふと思い出した。

確か、Twitterで流れてきた「GWに入場料無料になる施設一覧」みたいなやつを見て、せっかくだからと出かけたのだった。

日差しがとても強く、施設に入るまでの道のりがとても長く感じた。水族館の中のひんやりとした感じや、外でビールを飲んだときの美味しさはなんとなく覚えているのに、肝心のどんな魚を見たかはうすぼんやりとしか覚えていない。

インドアな私達は、空調管理されていてそこまで人が多くない場所が好きで、付き合っている最中に遠出してデートするとなれば、大抵水族館か美術館に行っていた気がする。

コロナの影響がなければ、里帰りする前に二人でゆっくり美術館にデートにいこうと約束していたんだよなあ、と思って少し切なくなった。

 

実家の方は気温も湿度も高い。今日は5月にしては気温の高い日で、自分が急に元気がなくなってしまったのがわかったので急いでエアコンを付けた。冷やし過ぎも良くないかもと思って、設定温度は26度。十分に涼しい。ちょっと前に掃除しておいて本当に良かった。

妊婦だからか身体の芯がいつもポカポカしていて、冷たい水をガブガブ飲んでしまうし、必要以上に部屋を冷やしそうになってしまう。良くない。でも靴下は暑い。

真夏に妊婦だったらどうなってしまっていたんだろうとそこそこ冷えた部屋で考えた。

 

5月6日

読書も刺繍もする気になれなくて、かといって何もやらないのは罪悪感が募るので、ネットで無料の講座を探してきてJavaScriptの勉強をした。

同じく「何もやる気になれない…」と夫から連絡が来たので、通話をしながら共に勉強をした。

久しぶりの何かを学び始めたという高揚感と、手を動かせばどんどん次の講座にすすめるというのが面白くて、二時間足らずで初心者コースを一通り終わらせてしまった。

満足感と久しぶりに頭を動かした疲労感で、その後たらふく昼寝をした。

 

5月7日

出産予定日が来週に迫ってきて焦る。

というのも37〜38週あたりの、まだ子どもが大きくなりすぎないうちだとお産が割とスムーズに進む…助産師さんに言われたことがあったから。その38週は明日で終わってしまう。

満月の日はお腹が張りやすくなり陣痛が起こりやすくなる…というジンクス…もとい陣クスが妊婦界隈にはあるので、「もしかして今日…来る?」と思って気合を入れて踏み台昇降運動をしていたが、腹が若干張るだけで特に変化なし。

 

5月8日

朝から産婦人科にて検診。腹の子は元気だけど、子宮口は開いてないね、と言われる。焦る。

体重増加を気にして朝ごはんを抜いてきたので(産婦人科で毎回量るのだけれど、増えすぎていると医師からキツめの指導が入るので)、昼はその反動でめちゃめちゃ食べてしまう。また、藁にもすがる思いで、陣クスで有名な焼き肉弁当とオロナミンCを買って帰った。

 

日に日に刺激に敏感に、駄目になっていく。

パソコンもiPhoneも音量小さめ、ディスプレイも暗めじゃないと使えない。 食事中に母の咀嚼音で気持ち悪くなってしまうので、必死にテレビの音に耳を澄ます。うなじに生えた毛が首に当たって痒くて仕方がない。

妊娠前も生理の前とか疲れ果てた日とか、ホルモンバランスや自律神経の関係でこういうことになる日もあったけれども、大抵一日耐えれば次の日は治っていたのに、今は数日間続いているからしんどい。

産まれたら楽になるのかも、という気持ちだけが支えになっている。

 

今日は検診で久しぶりに出かけたからか午後は眠くて眠くて、最近日課にしていた踏み台昇降運動を全くやらずにひたすらに眠ってしまった。運動したほうが陣痛が起こりやすくなるかもと思い、今日はいつもより長めに運動しようと思っていたのに。まあ子供が産まれたら、こんなふうにまとまった睡眠を取れる日もなくなってしまうのだし、と自分を慰めた。

夕飯に母が作ってくれたビビンバが美味しかった。

 

今週は寝すぎ。