寝る

つねに眠い

夏、もうくるとは聞いているけど

ろくがつ

六月と聞くだけで少しだけ憂鬱な気分になってしまうのは明らかに梅雨のせい。
低気圧に弱い人間なので、いまから雨降る日々のことを考えると頭が重くなってくる。やだな〜〜。

夏休み、というようなまとまった休みは私にはないけれど、もしもらえるとしたら、
国道沿いとか当てもなく歩きたい。
知らないブックオフにふらっと入って運命的出会いをしたい。
クーラーの効いた図書館の誰もいない観覧室で夏目漱石の全集を読みたい。
まだ外が青色くらいの早朝に起きて、ビーサンで駅まで歩いて、完全に周りが明るくなったくらいに始発待ちの二日酔いの人間で溢れたマックで朝マック食べたい。
喫茶店のモーニングを食べて解散っていうデートしたい。
ジャンクショップでカメラ買って、カメラ屋さんでフィルムを買って、植物園に行って、ちゃんと写ってるかどうか心配しながらシャッター切りたい。
クリームソーダがある喫茶店のハシゴしたい。

音読するなら朝、頭が覚醒するから。
黙読するなら夜、物語とともに眠りに入っていけるから。

寝る一時間前にはスマホの電源を消しましょう、って生活、少なくともあと3年はできないだろう…。


寝る。